従業員の笑顔に惹かれ入社。中国出身のマーケターが語る「凸のコミュニケーション」とは
マーケティング事業部 グローバル局
マーケティング事業部 グローバル局
グローバル局のリーダーとしてチームマネージメントと、中華圏のクライアント向けの広告営業を担当。既存クライアントとの関係構築や、新規クライアントの開拓に取り組む。
Mさんは中国出身ですよね。来日したきっかけを教えてください。
中国にいた高校生の頃に、英語と日本語を家庭教師から習っていたのですが、そのときに「日本語って面白い!」と思ったことがきっかけです。中国の大学卒業後、日本語学校に通うため来日しました。その後日本の大学院で社会人類学を学び、日本で就職しました。凸は二社目です。
来日後、カルチャーショックはありませんでしたか?
全くありませんでした。私が育ったのは、新疆ウイグル自治区という少数民族が多く暮らす多文化社会だったため、他人と違うのが当たり前の環境でした。だからこそお互いの違いを尊重することが大切で「民族や言葉が違っても、皆同じ人類!」という価値観を持つようになりました。
凸のどんなところに魅力を感じて入社したのですか?
前職で、インターネット広告等のオンライン広告と、交通広告等のオフライン広告の両方に携わっていたのですが、オンライン広告を極めたいと思うようになりました。
そこで、アプリ広告に強みがありグローバル展開に力を入れている凸に応募しました。転職で重視したのは業務内容だけではなく、一緒に働く仲間や働く環境も大切な軸でした。面接で凸に来社した際に、皆が笑顔でいきいきと働いているのが印象的だったことも、凸に入社した理由の一つです。
実際に働いてみてどうでしたか?
凸には、困っている人がいればお互いサポートし合う、そして人との関わりを大事にする「あたたかさ」があります。
前職は個人営業やカスタマーサポート等、クライアントと直接関わる仕事だったので、凸では法人営業の、クライアントとのコミュニケーションに悩みました。新型コロナウイルスの流行もあり、オンライン会議やチャットばかりで、今思うと「相手の顔の見えにくさ」がストレスだったのだと思います。
その様子を見ていた当時の上司から「法人クライアントも、窓口となるのは人なんだよ。クライアントが法人であることを意識せずに、一人の人と接するつもりで関わるといいよ」というアドバイスをもらいました。この言葉がきっかけで、リラックスして凸の魅力をしっかりクライアントに伝えることができるようになりました。
他に、印象的だったアドバイスはありますか?
日本では空気を読む文化がありますが、正直ピンときていませんでした。するとある日、代表の長谷川に「空気は読まなくていいんだよ。クライアントと接するときに空気を読みすぎると、伝えなきゃいけないことが伝えられないこともある。相手のためには、時には空気を読まずに提案してもいいんだよ」とアドバイスをもらいました。この言葉でとても気持ちが楽になり、クライアントへの提案がさらに納得感高いものになりました。
働くうえで大事にしていることは何ですか?
コミュニケーションと、目標達成です。
私のマネジメントスタイルは、先頭に立って部下を引っ張っていくのではなく、部下が得意なスキルを伸ばせるよう後ろからサポートをするタイプです。一人ひとりが得意分野やスキルを生かし、個性を発揮できるチーム作りを考えています。
そして、部下とはとことん話し合う機会を設け、目標達成のためにすべきことを実務に落とし込んで洗い出す等、密にコミュニケーションを取るように意識しています。
凸のいいところを教えてください!
寛仁大度! 凸は失敗を成長の過程としてとらえてくれます。周りの人が過去の経験を共有してくれたり、困っているとサポートしてくれたりと、お互いを助け合い、気にかける文化があります。
ズバリ、凸のカルチャーに合うと思う人は?
自主的に行動する人! 凸では積極性を求められるので、自分で日頃から課題を探して、どうしたら解決できるかを自分でよく考えて、自ら声を挙げることで活躍するチャンスが広がります。
では最後に、目標を教えてください!
ポジティブに過ごすこと! 仕事で落ち込むこともありますし、中国にいる家族と離れて暮らす寂しさもあります。でも、ネガティブなことばかりに目を向けないようにしています!